MacとWindowsでのファイル受け渡し方法6

MacとWindows間でのデータのやりとりの注意事項

• Mac→Windowsでは拡張子に注意する
• ファイル名とファイル名の文字数、機種異存文字に注意する
• Macの不可視ファイルに注意する
• 無難なファイルフォーマットを選ぶ
• 圧縮ファイルに注意する

■圧縮ファイルに注意する

相手に渡すファイルが大きなサイズになってしまうと、メールでのやりとりはもちろん、メディアにも入れられずに止むなく圧縮することがあります。
この時気をつけないといけないのが、相手の環境で確実に解凍できるかどうかです。
Windowsの場合、一般的な圧縮形式は、ZIP形式、LHA形式、RAR形式です。
Macの場合、一般的な圧縮形式は、SIT形式、ZIP形式です。
お互い共通しているフォーマットはZIP形式となりますので、もし圧縮するならZIP形式が望ましいでしょう。
WindowsでもSIT形式は専用ソフトを入れると解凍はできます。逆にMacでも専用ソフトを入れればLHA形式やRAR形式でも解凍できます。
しかし、やはり無難なのはZIP形式でしょう。WindowsXPやMacOS Xでは専用ソフトを入れなくてもZIP形式が標準でサポートされています。

■自己解凍方式の圧縮ファイルについて
Windowsで圧縮する時、ファイルを渡す相手がMacならば、絶対に自己解凍方式で圧縮してはいけません。自己解凍方式は一種のプログラムですので、Mac上では動かないのです。
これは、MacからWindowsに圧縮してファイルを渡す時でも同じです。（Macの場合例外として、StuffIt Deluxeを使用すればWindows上で自己解凍できる圧縮ファイルを作る事ができます。）