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MacとWindowsでのファイル受け渡し方法5

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MacとWindows間でのデータのやりとりの注意事項

■無難なファイルフォーマットを選ぶ

Windowsを使っている多くの方は、通常Macの存在をほとんど意識していません。Macユーザーにファイルを渡してそれが開けなかったと言われると「普通のワードやエクセルのファイルなのにどうして開かないの?」と思うでしょう。Windowsでは大抵Officeがプリインストールされていますから、そう思うのも仕方ありません。特定のソフトの独自形式のファイルは相手が同じソフトを持っていないとまず開かないものです。ワードやエクセルのファイルも独自形式のファイルですので、MacにOfficeがインストールされていないと開きません。もちろん相手が同じソフトを持っていれば一番いいのですが、相手がMacとなるとそうはいかない事が多いものです。
では、どうしたらいいのでしょうか?
  1. 相手が同じソフトを持っているか先に確認する
  2. なるべく汎用フォーマットのファイルで渡す
まず1.ですが、同じソフトを持っているからといって安心してはいけません。相手のソフトのバージョンまで確認しておかないと、同じソフトでも開かないことがあります。特に、新しいバージョンで作成したファイルを古いバージョンで開く時は注意しましょう。
次に2.ですが、相手が自分と同じソフトを持っていない時は、代替手段として汎用フォーマットのファイルに変換して渡しましょう。
相手がOS XであればPDF形式にするのが一番いいでしょう。OS XではPDFをシステムレベルでサポートしています。
OS 9以前でも、無償配布されているAdbe Readerで開くことができます。
それ以外では、ワードの文書*など、ワープロ系のソフトで作成したファイルはテキストファイル形式で書き出して渡せばとりあえずはMacでも読めます。
画像系ならば、JPEG形式、動画系ならMPEG1かMPEG4(QuickTime使用)に変換するといいでしょう。 このように、汎用フォーマットにすればMacでも確実に開くことができるのです。
なお、MacからWindowsにファイルを渡す場合も同様です。

*OS Xではワードのファイルはテキストエディットで開く事ができます。

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