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MacとWindowsでのファイル受け渡し方法4

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MacとWindows間でのデータのやりとりの注意事項

■Macの不可視ファイルに注意する

WindowsとMacをネットワークで繋いで共有した経験がある方なら、Windowsのハードディスクの中にドットで始まるファイル名のファイルがいつの間にかできていて不思議に思ったことがあるかもしれません。
実はこれはMacが勝手に作ってしまうファイルなのです。
このファイルはMac側から見ると不可視ファイルで見えないのですが、Windows側からはファイルの表示設定によっては見えてしまいます。紛らわしい事に、オリジナルのファイル名とほとんどそっくりの一見区別が付きにくいファイル名のものもあり、うっかりこのファイルを開こうとすると、開けないと言われてしまいます。気付かずにこのファイルを本体だと思い込んで違うメディアに保存してオリジナルを消してしまうという事故もよく起こります。
では、どうしてこんなファイルが作られてしまうのかというと、Macのファイル管理システムとファイル構造のせいです。詳しく説明すると長くなりますので説明は割愛します。ここで重要な事はMacの不可視ファイルはMacにとっては必要ですがWindowsには必要ないファイルだという事です。Mac側からそのファイルを共有して使用しない限り捨ててしまってもかまいません。いや、むしろ捨てないとまぎらわしくなります。ちなみに、フォルダの中にできる「.DS_Store」というファイルはMac側で見た時のファイルの位置情報などが入っています。また、一度捨ててもMac側からそのフォルダへアクセスすると再度作成されてしまいます。
さて、先ほどMacの不可視ファイルは捨てた方が良いと書きましたが、Mac側からそのファイルを使用する場合、捨ててしまうとMac上で問題が出る場合があります。
そういう場合はファイルを捨てずになんとかする方法があります。それは、Windowsのファイルの表示設定を変更して隠しファイルを表示しないようにする方法です。
ウインドウのメニューの「ツール」>「フォルダオプション」>「表示」>「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」にチェックを付けるとドットで始まるファイル名のファイルを表示しなくなります。

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